「日本小児科医会会報」掲載の論文で、『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方』が紹介されました

学術刊行物「日本小児科医会会報」第43号に掲載された論文の中で、明橋大二医師の著書『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方』が紹介されました。   論文は、愛知県小児科医会の早川文雄氏が発表した「軽度発達障害児の対応―脳からみたこころ―」。 「発達障害児は、うつなどの二次障害の予防が重要である」とし、そのためには「子どもを褒めることが大切」と書いています。 そして「おわりに」で、早川氏は、次のように述べています。
ダニエル・ゴールマンは,子どもにとって将来の幸福度は学校の成績やIQと比例せず,むしろ感情知能(EQ)に依存していることを示し,学校教育にEQ育 成の必要性を訴えている。EQとは自分の気持ちや相手の気持ちを理解し,自分の気持ちを相手に合わせて制御する知能であり,発達障害児には不足しがちな能 力である。したがって,EQの育成には親が家庭で良いモデルを示す必要があり,子育てや家庭教育のあり方を啓発する必要がある。その意味と,暗示の魔法の 実践に明橋氏の「大好き!が伝わる ほめ方・叱り方」の提案はたいへん参考になる。小児科医はこれらの子育て術を広く社会に啓発し,発達障害児の養育に大いに役立ててもらうよう,発信していくことが重要な使命と考える。 (日本小児科医会 平成24年4月発行)
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