北日本新聞に「不登校・ひきこもり・ニートからの脱出」セミナー記事が掲載されました

北日本新聞1月31日版に、1月23日に富山で開催された「不登校・ひきこもり・ニートからの脱出」セミナーの内容が掲載されました。

北日本新聞の紙面から

不登校、引きこもり、ニートに悩む若者やその家族が抱える問題を地域全体で考えて解決法を探り、若者の自立を支援するセミナー「不登校・ひきこもり・ニートからの脱出」が23日、富山市の県民共生センターで開かれました。予防的見地から真生会富山病院心療内科部長の明橋大二氏、実践活動から富山YMCAフリースクール講師の加藤愛理子氏がそれぞれ講演し、トークをしました。富山県若者自立ネットワーク会議主催。

ひきこもり・ニートの予防とは ~若者の自己肯定感を育む社会に向けて~

不登校とひきこもり、ニートはきちんと区別すべきです。不登校と引きこもりは関連はありますが、決してイコールではありません。引きこもりとニートも同様です

引きこもりとは、さまざまな要因によって、社会的な参加の場が狭まり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態です。外出すること自体が困難な状態で、人に会うのがとても怖くなるのです。

一方、ニートは学校に通っておらず、働いてもおらず、職業訓練も行っていない十五~三十四歳の若年層と定義されています。二ートの若者たちは、初めから就労意欲がなかったのではありません。仕事が過酷だったり、何度も面接で落とされるなどの理由から、仕事に対する意欲が持てなくなるのです。(中略)

不登校や引きこもりになることが必要な子どももいます。それによって心身の状態を回復させることができるからです。頑張りすぎると、オーバーヒートしてスイッチを切る。心身のサーモスタットが働いた結果、不登校になるのです。不登校やうつになって休むことで、元気を取り戻すケースがあります。無理して学校に行かせるから、子どもたちは自殺したり、事件を起こすのです。

ひきこもりやニートの予防は、子どもや若者の自己肯定感(自己評価)をはぐくむことに尽きます。自己肯定感き二十一世紀の子育てや教育のキーワードです。

(中略)自己肯定感をはぐくむのに最も有効なのは、「ありがとう」と言うことです。お礼の気持ちを伝えると同時に、相手の存在価値を高めることになるからです。

親自身も自己肯定感を高めなければなりません。子どもをほめられないのは、親の自己肯定感が低いからです。周囲の人は自己評価の低い親を責めてはいけません。ねぎらってください。子どもの自己肯定感をはぐくむような社会をみんなでつくっていきましょう。(以下略)

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