
南日本新聞 1月5日朝刊に明橋大二医師のインタービューが掲載されました。
男性の育児参加 ── 明橋大二氏に聞く
子育ての悩みへの対処法を漫画を交えて紹介し、ベストセラーとなった「子育てハッピーアドバイス」シリーズ(一万年望出版)。その著者で二人の娘を持つ精神科医、明橋大二さんに男性の育児参加について聞いた。
~どんな思いから本を書かれたのですか。
「医療現場で子どもを診て感じることと、マスメディアを通して流れている情報にギャップを感じたことがきっかけです。何とかしたいと思い講演を始めました。その講演録が『子育てハッピーアドバイス』シリーズに発展しました」
~父親の育児参加の状況をどう見ていますか。
「ようやく社会全体が真剣に考え出したと感じます。企業も優秀な人材を集める上で、育児休業をプラス材料ととらえるところが増えました。ただ、中小企業や派遣社員はそれどころではない。 休みの日しか育児参加できないという現実もあります。社会全体で取り組まなければなりません」
~子育て中の父親たちにアドバイスを。
「現実的に育児の多くを担っているのは母親です。母親が夫の支えで安定すると、子どもも安定します。『ありがとう』とねぎらいの言葉をかけるのが重要なポイントです」
(一部抜粋、要約)